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美肌入門

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酸化について

よく『酸化』という言葉を聞きますよね。
今回はその酸化についてお話します。

酸化とは
酸素がさまざまな原因によって攻撃的で毒性のある酸素に変身したもの

肌が紫外線を浴びると体内で活性酵素が発生し、皮膚の細胞を「酸化」し(=サビさせ)、メラニン(シミなどの原因)を増やします。
紫外線によって体内の活性酸素が増えると、「酸化」が起こりやすくなり、シミやシワが増えて老化が進んでしまうのです。
紫外線の何が悪いのか、と言うのはこの酸化を引き起こす所にあると言う事です。



そして酸化はお肌(お顔)だけではなく、手や身体、お化粧品も酸化します。

夏は美白効果の高いお化粧品を使用します。

もちろん当店でもたくさんの美白成分を使用します。

ビタミンC、アルブチン、フラーレン、ハイドロキノンなど...どれも良い成分ですね。
しかし正しく使えないとリスクもあるんです。
皆様はクレンジングの前、スキンケアの前は手を洗って清潔な状態でお肌に触ると思います。
が、実はスキンケアの後も手を洗う事が大切なんです

もし美白成分が肌に吸収されず残っていると、酸化(サビ)します。
手は物を掴んだり摩擦が発生しますのでより危険性が高いのです。
スキンケア後に手を洗う習慣、これも美肌の為に大切なんです
きちんとスキンケアをしているのに覚えのない肌荒れなどがあるなら、もしかしたら知らないうちに酸化しているのかもしれません。
若々しく健康的な肌を保つためには、活性酸素の発生を抑えてとにかく「酸化」を防ぐことが重要なのです。
もし、この状態でお顔に触れてしまったら当然大変なことになります。
特にこれからは、手元も見られる季節です。お肌はもちろん、手元美人を目指しましょう。




参考までにお化粧品の一般的な使用期限についても簡単にお話しします。
物によって使用期限は異なり、使用状況によっても異なります。
特に市販の物には使用期限の記載はありませんし、色々な情報もありますのであくまで目安にしてくださいね。

未開封
基本的に製造から3年
ただ問題は製造日の記載の義務がないので、店頭に置いてあるものがいつ製造されたのかはわかりません。
購入から3年ではなく製造から3年です。
ですが賞味期限と同じでそれを過ぎたからと言って今すぐどうこうなるわけではありません。
未開封の物に関しては製造から3年が過ぎたら状況を見て自己責任でお願いします。

開封済み
基本的に6か月
開封済みの場合は酸化が進むため、一般的には6か月以内を推奨しています。
酸化が進んだものを使用すると思わぬ肌トラブルを引き起こします。
残っているのにもったいないと言う気持ちはわかりますが、トラブルを起こしてしまっては仕方ありませんので気を付けて下さい。

マスカラ・リキッドアイライナー
3カ月以内
目に直接触れるため菌の繁殖が早いので最も注意が必要です。

化粧水、美容液、乳液、洗顔などのスキンケア用品・リップ用品
6か月以内
使用するときは直接手で触れない様にし、6か月以内に使い切りましょう。
クリームはヘラを使う、口紅は筆を使うなどして直接触れないようにして下さい。
一度出したものを戻すのは厳禁です。

日焼け止め・化粧下地・ファンデーション(特にリキッド)
6か月を目安に
日焼け止めあるあるで、去年開封したものの残り…を使うのはNG
酸化が進んでいるので塗っても満足いく効果は期待できないと思ってください。
そもそも日焼け止め自体が肌に負担をかける物なので注意が必要です。
下地、ファンデーションはパフが汚れているとそこから菌が繁殖しますのでまめに洗い清潔にしましょう。

ペンシルアイライナー・アイシャドウ
1年を目安に
アイシャドウはまめにチップを洗うまたは交換し、1年を目安に使い切ることを推奨

チーク
2年を目安に
但しクリームチークは注意が必要

使用期限内でも明らかに分離していたり変色していたりの変化がみられる場合は迷わず捨てて下さい。
安い時に買いだめしたい気持ちもわかりますが、こういったことから使う時に使う分だけにした方がいいでしょう。
ここでご紹介したのは一般的な使用期限です。
当店で取り扱っている化粧品についてはスタッフにお尋ねください。


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